子宮頸がん検査をしたときの話(コルポスコピー検査、高度異形成)
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私が、子宮頸がん検査を初めて受けたのは、社会人になって1年目のときでした。
その当時は生理ではないときに、出血することが多くて、かかりつけの先生に「受けてみたら?」と言われたことがきっかけです。
そのときは何もなく、陰性でしたが、今後は2年に1度受けた方がいいと言われ、そこから定期的に受診してました。
そして2022年に定期検査をした際に、【要精密検査】と言われて、総合病院を紹介されました。
精密検査とは、
通常の子宮頸がん検査と違い、コルポスコピーという膣や子宮の頸部の表面を拡大する顕微鏡を使い、細かい部分を観察する検査です。
コルポスコピーで観察し、異常が疑われる部位の組織を直接採取し、病理検査(組織診)して診断します。
これがめちゃめちゃ痛い、、、!(TT)
個人差はあるらしいですが、私は生理痛の重たい感じの痛みがありました、、。
膣の中の一部を切り取られるので、しばらく出血が続きますが、生理よりは少ない感じです。
私は3日ほどで止まりました。
そして2週間後に結果が出ました。
結果は【軽度異形成(CIN1)】でした。
出典:国立がん研究センター がん情報サービス→日本婦人科腫瘍学会編「患者さんとご家族のための子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん治療ガイドライン第2版(2016年)」(金原出版)より
先生から言われたことは、
- 異常のある細胞が少し見られる
- 今手術してもいいがしばらく様子を見てもいい
- ここからすぐにがんになることはない(少なくとも年単位)
人間の体はウイルスなどを自分で排出する力があるため、そのまま放っておいて異形成がなくなる人もいるとのことでした。
このタイミングでの医師の判断もその人によるとのことでしたので、先生と相談し、今後半年に1回定期検査することで、そのままにすることを選びました。
そして半年たち、定期検査を受けに行くと、また要精密検査に。
また同じパターンかと思い、正直このためにまた日程を調整しなければならないため、煩わしさを感じてました。
そして2度目のコルポスコピー検査を受けて、後日結果を聞きに行くと、
【高度異形成(CIN3)】のカルテが目に入りました。
そのとき先生に言われたことはうろ覚えでしたが、
- 前回より進行しているため、手術の必要がある
- 手術してから再度検査をして、さらに進行している場合もある
- 手術後、妊娠は可能だが早産などのリスクは上がる
- 手術をしない選択肢もあるが、がんになる可能性が高い
などを言われました。
驚きなのかショックなのかわかりませんが、その時の私は頭が正常に働かず、とりあえず先生の話に頷いて、一旦手術の日取りと、手術をするための術前検査を受けました。
術前検査には採血や、レントゲン、尿検査があり、病院の中を順番に回っているとき、合間で旦那に連絡をしました。
とにかく手が震えて、スマホが打てないくらい涙が目に溜まって、それでも他の患者さんに迷惑になりたくなくて、必死にマスクとハンカチで隠しながら、検査を回って、すべて終わって病院から出るとマスクがびしょびしょでした。
とにかく不安と悔しさ、やるせなさ、いろいろな感情が混ざってしんどかったです。
特に、これまで手術も入院もしたことがなかったため、手術に対する不安が一番大きく、もし失敗したら、、などネガティブなことばかり考えてました。
さらに、妊活をその年に始めたところだったため、手術したらそれもスムーズにはできなくなる、もし進行していたら一生妊娠できなくなるんじゃないか、という不安も大きかったです。
家に帰り、その日は旦那と二人で今後のことを話し合い、その後、両親、友人にも相談して、手術を受ける覚悟を決めました。
▶▶手術の詳細は次のブログに記載します!